意味が解らない
離れたくない
こう感じてる今だって
君に触れたくてたまらないのに。
秘密
俺はアイドル。
君はOL。
それが何?
だから何?
俺はアイドル。
君はOL。
だから何?
だから終わり?
意味が解りませんよ。
君が泣きながら
俺に別れを告げた日から三日。
俺の脳の中では
そんな事ばかりが巡り巡っていた。
「ねぇ翔くーん」
「ん?どうした和くん」
「ハニーに振られてしまいました。」
「えっ…マヂで!?
スッゲー仲良かったのに…」
でしょ!?
そうでしょうよ!!
と言わんばかりに
人差し指を翔くんに向けた。
しかしその希望にか光にも見えた人差し指は
どんどん縮んでいった。
の最後の言葉を思い出したから。
『和也にはもう………………会いたくないから。』
「はぁあ〜」
「えらくヤラれたもんだなぁ」
「ヤられたいよ…マヂ」
「いや、そういう意味じゃないんだけど」
翔くんは笑っていたけど…
本気です。(コラッ)
あーもうマヂでに会いてーよ。
何なんだよ一体…。
なんで別れなくちゃいけないんだよ・・・。
「和くんさぁ…」
「ん?」
「ちょっとはちゃんの気持ち…考えてやれよ?」
「…うん。」
痛いところを突かれてしまった。
さっきからずっと、
誰か知らない人を責めるように
唇を噛んでいた。
俺だって分かってる…つもり
どうしてが俺に別れを告げたのか。
分かってるつもりだけど
目を背けてた。
気付きたくなかった。
ただ
に戻って来て欲しかった。
玩具をねだる子供と一緒だ。
「翔くん…」
「ん?今度はどうした?」
「に会いたい…」
「会ってこいよ」
「え!いいの?」
「てかなんで俺の許可が必要みたいな反応なんだよ!」
「あ…いや、何となく」
「行ってこいよ!早く!」
俺は返事もせずに駆け出した。
でも胸の奥で御礼は言った。
「翔くん…ありがとう」
外は思ったより明るく
俺の視界を何度か遮った。
は今
何をしてるんだろうか。
俺の事振って
もう他の男が出来た?
俺の事
もう忘れた?
さっきまで俺を遮っていた
ライトは少なくなり
少なくなったと同時に
涙が溢れてきた。
この気持ちは一体何なんだろう?
早くに
伝えたい。
-------後半に続く。---------------
良かったけど感想BBSはちょっと苦手・・・。
という方は!Web拍手をどうぞ☆