う〜ん…こういう時って…







やっぱり…

























あーどうしよう!







ねぇみんな…











どうすればいいのさ!!
































「只今デート中」





































「ねぇ雅紀!次あれがいい!!」














「オッケー!行こ行こ!」

















今日は彼女と久しぶりの


デートなのです。














約一ヶ月ぶり…かな?





ははは…。






























「ごめんな。…」














俺は

バツが悪そうに
ストローでジュースを掻き混ぜながら
ちらりとを見た。
















「え?何が?」








はキョトンとしていた。
















「いや、だから…一ヶ月もほったらかしで…ごめんね?」



















すると

怒ったそぶりを微塵も見せずに


















「何言ってんの!雅紀は仕事で忙しいから仕方がないじゃん」












と、笑って見せた。


















いい子だねぇ。










おじさん感動しちゃったよ。

















なんてほのぼのしていると




後ろから

今日だけは1番避けてきた言葉が聞こえてきた。































「ねぇ!あそこにいるのってさ、嵐の相葉雅紀じゃない?」




「え?まっさか〜だって隣に女いるじゃん!」







「いや〜でもさ、アイドルでも男だよ?彼女くらいいるでしょ〜!」




「え〜ショック〜」



























は聞こえてなかったみたいだけど、


正直

俺の心臓の鼓動はやばいくらいに速くなっていった。





















それが顔にも出ていたのか








「雅紀?どうかした?」
















に心配されてしまった。















ヤバイなこのままじゃ…












そう思った俺は




その場から

逃げる様に離れた。




















「雅紀?どこ行くの?」








「あ、いや…ちょっとね…」















そう焦る俺の背後には





これから起こる最悪な出来事が忍び寄っていた。


























「あの〜…」
















ビクッ













肩が異常に揺れた。














「嵐の…相葉さんですか?」







来たー!!






まさに電車男並。












やばい…


来ちゃった。







どうしようか…







返事をするべきか……
























「ち、違います…」








声が思いっきり裏返っていた。







「ま、まさ…」
















俺の名前を呼ぼうとしたの口を



強引に塞いだ。















「そうですか。すみませんでした!」

















女の人は去って行った。









は俯いていた。
























「ごめんな…















「しょうがないよ…隠さなきゃ…」
















「うん…ホントごめん…」



























「雅紀…今日、謝ってばっかだね…」











と言いながら、は寂しそうに進んで行った。

















「ちょっ…」
















呼び止めようとしたけれど










罪悪感がそれを押さえ付けた。













これは仕方がない事なんだ。








掟っていうか…






俺らにとっちゃ




試練っていうか…。















とにかくごめん…。
















俺には謝る事しか出来なかった。












それ以外ににしてあげれる事












自分自身を納得させる方法が思いつかなかった。





































------後半に続く---------------------


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